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「いのちの停車場」

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(我が家の咲きはじめのころの胡蝶蘭です。)

「いのちの停車場」・・・映画が封切されるのを待っていました。
その後「緊急事態宣言」等で放映が遅れましたがぜひ
映画館で観たいと・・・
6月は検査やワクチン予約、接種、それ以外にも住宅の
「大型修繕計画」により少しずつ実施されていて家を
空けることが出来なかったり気持ちが落ち着く日が来るまで
待っていました。
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(我が家で4輪咲いた胡蝶蘭です。)

先日懸念の検査も終了し結果は主治医の危惧されていた膵臓の
難しい場所に出来た嚢胞で今後まれに癌化する恐れありと。
手術を受けた病院でのMRI検査の所見も、同じだったと主治医から聞きました。
しばらく定期的なMRI検査での、経過観察にしましょうと言われました。
ちょっぴり残念な結果でしたが検査を受けていたからこそ
分かったことなので良かったと受け止めました。
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そして二回目のワクチン予約を早朝(まさに深夜0:00)に行い、かろうじて
希望日の午後の3時~4時が空いていた日があって予約できました。
朝起きてから申し込んだらもっと数日後でした。
とりあえず予定されていた日が取れてよかったです。
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そんなことで昨日、何も予定がないことから二人で映画館に出かけました。
ネットで調べたら今コロナで一日1回朝9時30分からの上映だけでした。
十分間に合うつもりで出かけましたがチケットを取るのに人が並んでいてぎりぎり。
館内はいくつもの作品を常時放映しているので会場は何か所かありますが
「いのちの停車場」は結構入っていたようでした。。
マスク着用、出入り口の消毒、飲食やおしゃべりは遠慮されてくださいと
皆静かに時間まで待っていましたね。
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さて上映が衝撃的なシーンで始まりました。
この作品は現在医師でもあり作家さんでもある南杏子さんの原作なのですね。
エリート救命医として働く主人公(吉永小百合さん)が病院内のある事故の責任を
取って退職されふる里の父親が一人暮らしをする金沢に戻ってきて訪問医療という
新しい職場「まほろば診療所」で働くことになります。
院長先生の「患者さんの生き方を尊重する治療を最優先する」というあり方に
戸惑いながら次第に引き込まれていく主人公の医師。
自分の最後をどんなふうに向えるのかということを深く考えさせられる作品でしたね。
最後のシーンはたまりませんでした。
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強烈な痛みを伴う病気で苦しむ父親と医師である主人公の心の葛藤。
安楽死を望む父親の意を汲み決意して迎えた朝・・・上る日の光の美しさに感動し
父親と二人「きれいだね~」と眺めるシーンで終了しました。
しばらく呆然として頭が回りませんでした。
何度も声を漏らすまいと必死で口を押えながら見た映画でした。
映画館を出てからも言葉が出てきません。
ただ・・・人間どんな時でもお腹はすくのですね~!(^^)!
この後お昼に近かったので丸亀うどんさんで昼食を頂いてから帰宅しました。
でも思い切って出かけてよかったですね。
桃李さんとすずちゃんの演技に気持ちが救われる思いでした。
やはり院長先生を演じた西田敏行さんの存在感は圧巻でしたね~
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