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高齢者ドライバーの事故に思うこと [雑感]

池袋の高齢者による事故には、大きな衝撃を受けました。
87才と言う年齢、しかも両足を痛めて歩行困難な運転者
奥様の病院の送り迎えをされていた時の事故と記憶しています。
アクセルとブレーキの踏み間違いによる事故と報道されて
それによって若い母親と幼い子供の命が失われましたね。
しかも青信号に従って横断歩道を渡っている時に。
遺族の方たちの無念はいかばかりかと思います。
未だに職場にも行けず辛い日々を過ごしていると会見で話されました。
こんなことがあってはならないと胸が苦しくなりましたよね。
そしてその後も高齢者による事故が起きました。
女性の運転による事故では幼い保育園児たちが犠牲になりました。
車を運転する身として、自身も高齢と言われる範疇にいると
認識している身としてこれらの事故は深く考えさせられました。

1年半前に対向車線から飛び出してきた軽トラックに激突され
数秒の違いで車は人の命を奪う凶器になりえることを実感しました。
交通ルールはお互いに守っていれば事故は起きないと信じていましたが
暴走する車の存在にはどうする術もないこともあるのだと。
その後公道を走っている車の存在が怖くて交差点を渡るのも
ヒヤヒヤしていました。
もう運転を辞めようかと真剣に考えました。
車の無い生活を2か月ほどしてみましたが車があるのが当然の
生活からいきなり通院も買い物もプール通いも不便になりました。
それでも何とか生活は成り立つかもと・・・
夫はもう少し車に乗りたいというのでしばし夫婦でもめました。
その後何度も話し合いを重ね、もう少し車を持とうという結論に。
その際私は強く推したのが安全性の高い機能が備わっている車を
選ぶことでした。
当然いろいろな機能が備わっている車は割高ですよね。
あとどれくらい乗れるのかわからないのに高価な車を買うことに
しがない年金生活者です、逡巡もありました。
ですが届けられた新車を運転して思うこと、実感すること多々ありました。
高齢者の起こした事故の多くがアクセルとブレーキの踏み間違いによる事故と
報道されのを見る度に少し安心もしました。
パニックで人はブレーキのつもりでアクセルを強く踏み続けてしまうとか
そんな時には車が停止するような機能が付いています。
それと信号が赤の時や前に車が止まっている場合、アクセルを踏む足を
離すだけで停まってくれます。
最初はそのことが信用できずにいましたが最近は納得、でもブレーキは
キチンと踏む習慣は使っています。
人やバイクが近ずくとすぐにブザーが鳴って知らせてくれます。
駐車場に車を入れるときもアラウンドビューで見えない車の後や周りが
良く見え安心して駐車が出来ます。
もちろん普段の運転はそれらの機能だけに頼らずにしっかりと運転して
いますが気持ちはだいぶ安心感もあります。
それでも車社会、何が起こるか分かりませんよね。
自分のミスで人の命を奪ったり怪我をさせてしまうことはあってはなりません。
いずれそう遠くない将来に免許返納する時期が来ると思います。
事故を起こしてしまった高齢者の人たちも事故を起こしてしまうなんて
つゆほども思っていなかったと思います。
車の運転に本人も周りも不安を感じるようになったら考え時かと。
交通機関が便利な都会に住む人は返納を選ぶのも有りですね。
地方に住む高齢の人たちには車がなくなっても困らないよう
行政が様々な工夫をすることも期待したいですよね。
最近は車に乗る必要がない限り歩いたり電車やバスを使ったりして
過ごすことが多くなりました。
この問題はテレビでも様々な意見がありますね。
一概に高齢者の運転は・・・と軽々に論じられませんが。



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