自動車免許更新
お雛様の日でした。
昨年11月初めに受けた「後期高齢者認知症検査」を受け無事合格
すぐに自動車学校に連絡、予約が決まりこの日を待っていました。
どうか体調が悪くなったり風邪をひかずに受けられますようにと
1週間前から気を付けて無事受けることが出来ました。
朝一番の「講義と実車」受講で朝早めに学校へ・・・
この日は別の楽しみもありました。
夫が2年前免許更新受講でなんと思いがけない出会いがあったのです。
私の37年前の免許取得の時の指導員さんの名前を憶えていて
その時の実車の指導員さんが同じ名前だと思って声掛けしたそうです。
「やはりそうでしたか、お名前と住所からもしかしてと思っていました」と
そして私の事故の事を心配していたとも。
実は事故のお相手は先生の生徒さんだっとかで警察から連絡が行き
もう一度講習を受けたのだそう。
そういえば教習時代そんなことを聞いていましたね。
びっくりしたよと帰ってきて聞かされました。
37年前の教官が今高齢者講習の指導員さんになっていて思いがけない偶然に
驚きました。
久し振りに会えるかも知れないと楽しみでもあったのです。
とても丁寧に教えていただき心に残る教習生活だったのです。
何十年たってもその教えを守って運転を続けていました。
学校に着いてまだ朝一の静かな雰囲気の中続々教官と思える人たちが入ってきて
37年ぶり、しかもマスクをされているので探しても解らずでした。
時間になり講習を受ける部屋に入り始めて担当する指導員さんの名前を
知って分かりました。
ご挨拶と二人で担当するとのお話でした。
先生は初めから書類で分かっていたようで目で挨拶をしてくれました。
書類を配りに来てくれた時に「以前ご主人が来られましたよね。
事故の怪我は大丈夫ですか?」と・・・
近くに来られるたびに色々話しかけて下さって1時間の講義は終了。
まるで以前の教習時代に戻った気分で懐かしかったですね。
さて、講義が終わりいよいよ実車です。
最初に私ともう一人の男性の名前が呼ばれついて行って先生の車に乗ろうとしたら
「〇〇さんはあっちの車なのでそこで待っていて」・・・残念(^-^)
別の指導員さんの車でした。
でもとても優しい先生で落ち着いて運転できました。
懐かしい教習所の中を15分ほど走りました。
後期高齢者のコースは昨年から変わってS字通行や切り返しが無くなり急発進と停車
交差点での信号、一時停止の確認と動作が大事だとの事、しっかりと運転しました。
車の中で「運転がお上手ですね、毎日乗られているのですか?」と言って頂きました。
実は事故以来ちょっと車の存在が怖くて必用時にしか乗らなくなっていたのです。
でも褒められるのは嬉しいですね。
無事講義と実車が終了しこれで終了ですと皆さんが帰られてから改めて
ご挨拶しました。
「こんな形でお会いできるとは思っていませんでした、嬉しかったです。」
これからの運転について少し相談させて頂きましたが乗れる限りは乗っても
良いのではとの答えでしたね。
「今度はご主人ですね、お待ちしていますよ」と・・・
次の講習の人たちがもう待っていますのでもっとお話ししたかったのですが
家に帰ってきました。
とりあえず免許更新が終わってホッとしています。
そして思いがけない再会にちょっとホッコリとした時間でもありました。